2009キャンドル行動シンポ&コンサート、盛会のうちに終了!

8月7、8日の「2009平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動2009」は盛会のうちに終了しました。

7日の日本弁護士会館クレオにて催されたシンポジウムには320名の参加者がつめかけました。

パネラーは南相九さん(韓国・東北アジア歴史財団研究員)、高金素梅さん(台湾立法委員)、シュテファン・ゼーベルさん(東京大学総合文化研究科博士課程)の三人(参加予定だった石原昌家さんは台風による飛行機欠航のため欠席)。

東アジア各地域、そして日本在住ドイツ人の立場から、インターナショナルな視点での靖国問題への言及がなされました。

8日の上野公園水上音楽堂でのコンサートには、述べ600名が参加。韓国の学生や台湾原住民も多く参加し、途中から、「遺骨発掘60周年 中国人強制連行殉難者のための慰霊と公道を求める八月行動」に参加している大陸中国人も合流し、より国際色豊かな集いとなりました。

「月桃の花 歌舞団」によるエイサーで開幕。その後、靖国合祀に抗議する戦没者遺族の証言が行われました。

韓国からは李熙子さん、台湾からは張嘉琪さん、張雅舜さん、日本からは熊田郁子さんが発言。無念の思いで死んでいった戦没者を遺族の何の断りもなく靖国に合祀されたことに対する怒りと悲しみを表明されました。

遺族証言の後は本格的にコンサートが開催。「月桃の花 歌舞団」、生田卍、寿、キム・ウォンジュン、ソン・ビョンフィ、クォン・へヒョ、そして台湾原住民「飛魚雲豹音楽工団」と、それぞれのアーティストが客席を大いに盛り上げました。

また、入口付近ではペインティングの催しも行なわれ、多くの参加者が自由にペイントし、メッセージを書き添えました。

コンサートの後はキャンドル・デモ。キャンドルを灯し上野の街で「靖国合祀反対!」「日本の侵略戦争を美化するな!」など、力強く訴えました。途中右翼との遭遇もありましたが、トラブルもなくかえってデモはヒートアップしました。

そして最後にデモ終了地点の公園で、みんなで「ヤスクニNO!」を叫び、散会しました。

キャンドル行動にご参加いただいた方々、そして賛同その他でご協力いただいた方々、深く感謝いたします。本当にありがとうございました!
(事務局)

添付サイズ
image01.JPG31.84 KB