2025平和の灯を! ヤスクニの闇へ キャンドル行動 (第20回)
2025平和の灯を! ヤスクニの闇へ キャンドル行動 (第20回)
戦争する国と『ヤスクニ・システム』の復活
(1) 前段企画-連続学習会
今年の事前学習会はオンライン市民講座 新時代アジアピースアカデミー(NPA)と連携して実施します
・お申込 https://docs.google.com/forms/d/16b1o3rr_oWZOXMHM0l_FryGH9xzQA1l9L0LkHGj...
・参加費 各回1,000円
・振込先
・郵便振替口座:00140-3-446364 口座名義:ヤスクニキャンドル行動 内田雅敏
・ゆうちょ銀行 当座〇一九(ゼロイチキュウ)店 0446364
・ハイブリッド開催:オフライン会場参加(10名まで) + オンライン参加(ZOOM)
・オフライン会場:一般社団法人ピープルズ・プラン研究所 https://maps.app.goo.gl/yRoxENa2b96i27tQA
・開催時間:19:00~21:00 (開場18:45)
第1回 4月24日(木) テーマ:『あんにょん・サヨナラ』-父を無断で靖国に合祀された娘のたたかい (映画上映+トーク)
講師:李熙子さん (太平洋戦争被害者補償推進協議会共同代表)
日本軍軍属として動員され、中国で亡くなった父の足取りを追い、靖国神社無断合祀の取消を求めて20年余にわたる運動を続けている李熙子さんにその闘いの人生を聞く。
第2回 5月8日(木) テーマ:靖国合祀取消訴訟1.17最高裁判決-反対意見は何を明らかにしたか
講師:浅野史生さん (ノー!ハプサ訴訟弁護団)
日本で勝ったためしのない靖國訴訟。韓国の元軍人・軍属遺族は戦没した父・兄らの靖国神社無断合祀の取消を求めて訴訟を続けてきたが、初めて出された最高裁判決も案の定請求敗訴、しかしその中で「輝く」反対意見があった!
第3回 5月22日(木) テーマ:靖国神社と右派系大衆運動
講師:早川タダノリさん (編集者)
この国が「戦争する国」へと変わりつつある中で、靖国神社と自衛隊の「接近」が進んでいるが、それだけではなく"草の根"からそれに呼応し靖国神社をベースに「愛国」、「殉国」を称揚し煽る右派運動が展開されている現状を明らかにする。
第4回 6月12日(木) テーマ:日本国憲法と『神権天皇制軍国主義』の解体
講師:斉藤小百合 (恵泉女学園大学教授)
天皇主権、政祭一致の軍事国家は敗戦、日本国憲法制定 (前文,1,9,13,20条等)で「解体」されたはずであったが、政教分離原則、平和主義が蔑ろにされ、軍拡が進められ、自衛隊・靖國が「接近」する現実の危険性を明らかにする。
第5回 7月3日(木) テーマ:靖國の『戦後史』
講師:伊藤智永 (毎日新聞論説委員)
敗戦直後の「神道指令」によって廃社(解体)の危機に立たされた靖国神社を「死守」するために政府、旧軍関係者、靖国神社各関係者はどう動いたか。靖国神社を「延命」させ「戦没者追悼」施設として定着させたその経過内幕を明らかにする。
第6回 7月17日(木) テーマ:韓国軍と12.3戒厳令
講師:魯永基 (韓国・朝鮮大学教授)
尹錫悦大統領と金龍顕国防部長官が結託して発動した12.3戒厳令。その背後には彼らと結んで戒厳令の筋書きを考え準備しその実行を支えた軍人たちがいた。今も韓国軍内に残る、憲法、主権者ではなく軍の統帥権者への「絶対忠誠」を誓う精神と文民統制を拒む閉鎖的な軍内システムについて明らかにする。
(2) 8月本番企画
・開催日時:8月10日(日) 13:30~18:30 (開場13:00)
・会場:全水道会館大会議室 https://maps.app.goo.gl/xFgdjz8kYC9GzS816
※ 会場参加(定員150名) + オンライン参加(ZOOM)のハイブリッド開催
・参加費1,000円 申込先・振込先は上記(1)と同じ
シンポジウム 戦争する国と『ヤスクニ・システム』の復活
パネリスト
・高橋哲哉さん (東京大学名誉教授)
・石原昌家さん (沖縄国際大学名誉教授 ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会共同代表)
・魯永基さん (韓国・朝鮮大学教授)
・(台湾のパネリスト 現在依頼中)
遺族の訴え (16:30~17:15)
韓国・靖国合祀取消訴訟(第3次)原告からのアピールなど
諸団体からのアピール (日本軍「慰安婦」問題解決全国行動、ノー!ハプサ等)
コンサート (ソン・ビョンフィさん、イ・ジョンヨルさん等)
キャンドル・デモ (今年は実施します!)
いつも「平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動」(以下、ヤスクニキャンドル行動)をご支援いただき有り難うございます。
ウクライナ、ガザではいまだに戦火が止みません。ガザでは1月に停戦が合意されましたが、イスラエルはまたガザ空爆を再開しました。ウクライナでも、停戦が合意されそうですが、予断を許しません。ふたつの戦争で夥しい兵士が死傷し、民間人の犠牲も数万人を超えています。このふたつの戦争は直ちに止めなければなりません。しかし、日本政府は停戦を働きかけるどころか、事実上、戦争をけしかけ、ジェノサイドを黙認しています。
さらに、日本政府は、中国、北朝鮮を敵国と見立てて長射程のミサイルを九州、さらに琉球弧の島じまに配備し、全国に弾薬庫を増設しようとしています。また、自衛隊に「統合作戦司令部」を設置し、米軍、自衛隊が一体化して作戦行動を展開するための態勢づくりを進めています。この国は「戦争する国」へと急ぎ足で進んでいるかのようです。
そして、このような動きに呼応するかのように、戦争を美化して戦地に赴くことを“尊い”ことと見なし、「戦死者」を“英霊”として追悼するための施設の復活を目論む動きが進んでいます。自衛隊の靖国神社集団参拝は繰り返され、元自衛隊幹部の靖国神社宮司、崇敬者総代への就任など靖国神社と自衛隊の「接近」も顕著となっています。これらは明らかに敗戦後に解体したはずの「ヤスクニ・システム」の復活を企図したものと言わざるを得ません。
このような目論見を通してはなりません。今のうちにこのような動きにストップをかける運動を起す必要があります。。
日本国憲法前文は、「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言」すると謳っています。今こそ主権者として、戦争への道を止め、戦意、排外主義を煽る動きに警鐘を鳴らし、それを阻んでいくときです。今年のヤスクニキャンドル行動は、「ヤスクニ・システム」復活の動きを見据え、それをいかにして止めていくかを考えていく場としていきたいと考えています。
つきましては、2025年ヤスクニキャンドル行動の下記の一連の企画を成功させていくために、皆さまのご賛同、ご協力をお願い申し上げます。
(共同代表)今村嗣夫、内田雅敏、大口昭彦、高金素梅、金城実、辻子実、徐勝、野平晋作、服部良一、飛魚雲豹音楽工団、李熙子
お願いしたいこと
1.2025ヤスクニキャンドル行動企画に賛同いただくこと。
1口1000円 (何口でも結構です 団体は可能であれば5口以上の賛同をお願いいたします)
振込先
・郵便振替口座:00140-3-446364 口座名義:ヤスクニキャンドル行動 内田雅敏
・ゆうちょ銀行 当座〇一九(ゼロイチキュウ)店 0446364
2.前段企画-連続学習会<本番企画にご参加いただくこと。
3.810企画を準備・成功させるために事務局員、ボランティア、スタッフとしてご協力していただくこと (宣伝、受付、ゲストアテンド、会場設営、会計、通訳、記録等)。
連絡先
〒153-0051 東京都目黒区上目黒3-41-7
FAX 03-3711-7959
Mail:peacecandle2006@gmail.com
http://peace-candle.net/