3.7シンポジウム・靖国問題をとおして平和を考える(080207)

シンポジウム・靖国問題をとおして平和を考える

 2006年夏、小泉首相(当時)の靖国神社参拝をめぐり国内外で激しい議論がなされました。小泉首相の退陣後、この問題は表面上は沈静化しています。しかし問題の本質的な解決がなされたわけではありませんので、いつまた火を吹くか分かりません。
 靖国問題とは、政教分離原則だけではありません。日本がアジアの一員として真に友好問題を築くに際して「靖国」が大きな問題として横たわっています。
 2001年ドイツ国防軍改革委員会報告書は、「ドイツは歴史上はじめて隣国すべてが友人となった」と述べています。「隣国すべてが友人」こそ究極の安全保障です。 
靖国問題をとおして日本の安全保障を考えてみたいと思います。

日時:2008年3月7日(金)18:00~20:30(開場17:45)

場所:弁護士会館2階講堂クレオBC

参加無料・事前申込み不要 
    
内 容(予定)
Ⅰ 基調講演
  靖国問題に関する日弁連としてのこれまでの取組み
 報告者  :渡辺眞次氏 (人権擁護委員会委員)

  憲法20条と9条・靖国問題と日本の安全保障
   講演者  :水島朝穂氏(早稲田大学法学部教授)

Ⅱ パネルディスカッション
 (様々な立場から、靖国問題をとおし、平和について考える。)
 パネリスト:
  ○岩渕宣輝氏(御尊父がニューギニアで戦死、遺族会青年部で活動)
○徐勝(ソスン)氏(立命館大学法学部教授、同大学コリア研究センター長)
   ○水島朝穂氏(早稲田大学法学部教授)

   コーディネータ:内田雅敏氏(憲法委員会委員)

■ 総合司会   :飯田正剛氏(人権擁護委員会委員)

主 催    日本弁護士連合会・東京弁護士会・第一東京弁護士会・第二東京弁護士会
お問い合わせ 日本弁護士連合会 人権部 人権第1課  TEL:03-3580-9502
         東京都千代田区霞が関1-1-3  http://www.nichibenren.or.jp