2008年「平和の火を!ヤスクニの闇へ」共同行動実行委員会1回会議(080227)
2008年8月10日に「平和の火を!ヤスクニの闇へ」共同行動のための実行委員会1回会議を持ちます。
各 位
ヤスクニの闇に平和の灯りを!キャンドル行動実行委員会
事務局長 内田 雅敏(弁護士)
3月28日反ヤスクニ4地域共同行動―8月行動相談会へのご参加のお願い
06年8月、小泉元首相の8.15靖国神社参拝に反対し、韓国・台湾・沖縄・日本(やまと)4地域の民衆による反ヤスクニ共同行動=“ヤスクニの闇に平和の灯りを!キャンドル行動”が取り組まれました。日本・台湾の遺族によるヤスクニ合祀取消訴訟の提訴、シンポジウム、「NO YASUKUNI」のキャンドル文字、参拝抗議のデモ、一連の行動を通して4地域の民衆は、小泉の暴挙に抗議するとともに、ヤスクニが闇に隠している“戦争装置”としての本質を明るみに引き出しました。
そして、07年8.15、靖国に参拝した閣僚は1人。改憲推進を叫んだ安倍は無様に政治の表舞台から転げ落ち、福田は靖国参拝を口にすらしません。ヤスクニ問題は、小泉退陣とともにフェイドアウトしたかのようです。しかし、イラク・アフガン派兵は続き、ミサイル防衛は着々と進行し、自治体は有事・国民保護体制のもとに組入れられつつあります。「公教育」の場で愛国心を養うべく、教育基本法もとうに改正済みです。新たな「英霊」が生み出される恐れは常にあると言わざるを得ません。反ヤスクニの行動は、引き続き大きな意義を持っています。
反ヤスクニ共同行動韓国委員会は、昨秋ニューヨーク行動を展開し、日本からも連帯し代表派遣を行ないました(代表派遣に当たっては、多くの皆さまからご支援をいただきました。お礼を申し上げます)。また、3月19日には沖縄で新たに靖国合祀取り消しを求める訴訟が提訴されました。4地域における反ヤスクニ行動は続いています。
今年の8月15日、その時福田が首相でいるかどうかも不明ですが、恐らく首相が靖国に参拝するようなことはあり得ないでしょう。しかし、そのような局面であるからこそ、反ヤスクニの運動、思想とその意味を民衆側から提起していくべきであると思います。このような趣旨から私たちは、今年の8月に06年に続き、4地域共同の反ヤスクニ行動を展開したいと考えます。つきましては、そのための相談会を下記のとおり開催いたしますので、ご出席いただきますようお願いいたします。
直前のご案内となってしまい恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
記
1 開催日時
3月28日 (金) 午後6時30分 ~
2 開催場所
中央区・八丁堀区民館 (地下鉄日比谷線 ・八丁堀駅 下車 徒歩5分)
3 議題
・反ヤスクニ・ニューヨーク行動の報告
・08年8月行動について-趣旨・目的、行動内容等の協議
(・5月9条世界会議-ヤスクニ分科会の取り組みのご案内 等)
4 連絡先
恵泉女子大学・李泳采(イ・ヨンチェ)研究室
(電話:042-376-8528 ファクス:042-376-8528)
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