08年「ヤスクニ・戦争・貧困」実行委員会へのご参加について

2008年7月31日各 位
            08年平和の灯を ヤスクニの闇に!東アジア靖国反対共同行動実行委員会
                               事務局長 内田 雅敏(弁護士)
    
 08年「ヤスクニ・戦争・貧困」実行委員会へのご参加について(お願い)
 「一番怖いものは借金、失業」「職場は『蟹工船』そのもの」―こんな言葉が若い人たちの口からこぼれてくる今日のアメリカ、そして日本の現実…。
 グローバリゼーション、新自由主義「改革」の下で貧困が広がり、多くの人びとが希望を失い、閉塞状況に追い込まれています。そのような中で、アイデンティティと“誇り”を「回復」し、閉塞感を破っていくものとしてナショナリズム(反中・嫌韓)がひろがり、ヤスクニに引き寄せられる若者も増えています。
 過去の戦争の責任追及、戦後処理-被害補償が未完のままに推移する中で、いつの間にか歴史修正主義が台頭し、ナショナリズムがそれを追いかけるという状況にどう立ち向かっていくか?深い靖国の闇にどう灯を当てていくか?よりよく生きたい、未来を摑みたいという当然の願いを叶える回路が「反テロ戦争」「自由と民主主義のための戦い」「愛国」等へと導かれていく若者たちの現実をどのようにして共同の力で変革していくか? 私たちに問われている課題は重く、厳しいものです。
 これに対する一つの回答。韓国・台湾・沖縄・日本(ヤマト)を結んだ反ヤスクニ4地域共同行動は、06年のキャンドル行動、07年ニューヨーク行動に続き、08年夏、「ヤスクニ・戦争・貧困」という企画を皆さんに提起します。
 この企画を06年キャンドル行動に参加され、支えていただいた多くの方がたとともに準備し、成功させるために、下記のとおり実行委員会を結成いたします。急な案内ですが、ご出席いただきますようお願い申し上げます。
                     記
1 開催日時
  8月6日(水) 午後6時~
2 開催場所
  未定(メールで問い合わせしてください)
3 当日の議題
 (1)「ヤスクニ・戦争・貧困」-企画内容の確定(注)
 (2)実行委員会の体制・役割分担
 (3)今後のスケジュールの確認 等
4 連絡先
  電話・ファクス:03-3355-2841(事務局:米川)
 (注)8.10企画(案)  (会場:日本教育会館ホール 時間:午後1時~8時)
  第1部 高橋哲哉さんらのトーク
  第2部 4地域の戦争・植民地支配被害者遺族の証言
  第3部 コンサート(韓国・日本(ヤマト)・沖縄のミュージシャンのコラボレーション)
  第4部 キャンドルウォーク
   (8.6から教育会館内の一ツ橋画廊で“ヤスクニ解体美術展”を開催します)