7・28ノー!ハプサ(NO!合祀)訴訟

7・28ノー!ハプサ(NO!合祀)訴訟
第6回口頭弁論に参加してください!
~浮島丸事件遺族・林西云(イム・ソウン)さん来日!~

 原告、林西云さんの父、林萬福(イム・マンボク)さんは、
海軍軍属として強制連行され、青森県で強制労働に従事し、
日本の敗戦後に帰国するために浮島丸に乗船。1945年
8月25日に京都府の舞鶴港に停泊中に浮島丸が沈没(「浮島丸事件」)し、帰らぬ人となりました。
 お父さんは徴用を逃れるため隠れ、そのため、お母さんも
拷問を受けました。そんなお父さんが天皇のために死んだと
靖国神社に合祀され続けることは耐えられないと合祀取消を
求めています。林さんは今回が初めての裁判参加です。ぜひ多くの皆さんの傍聴を訴えます。

7・28第6回口頭弁論スケジュール

10時30分 傍聴券抽選
        東京地裁正面玄関集合
11時    第6回口頭弁論
        東京地裁103号法廷
12時    報告集会
        弁護士会館502EF

次回裁判の焦点は「被侵害利益」です!

 前回5月30日の裁判で原告側は、「誰を合祀するかは靖国
神社の教義に関わることなので、裁判で争うことはできない」と門前払いを求め
る靖国神社の主張に対する全面反論を行うと同時に、「なぜ、
1959年4月6日と10月17日に朝鮮人の一括合祀を行っ
たのか、その理由を明らかにせよ」との求釈明を行いました。
 裁判所は、「靖国神社は争訟性、被侵害利益の2段階の主張
をしているが、求釈明は被侵害利益の主張との関連があるので、
原告側で被侵害利益の主張に入ってほしい」と述べ、この段階
での門前払いは回避し、本論である被侵害利益の主張の入るこ
とになりました。靖国神社及び国による戦後の無断合祀により、
韓国人遺族・生存者がいかに被害を受けたのか、その柱となる
法的な主張を多面的に論じる準備書面を原告側から提出する予定です。

ノー!ハプサ(NO!合祀)
〒162-0815 新宿区筑土八幡町2-21-301
なかま共同事務所内 
(郵便振替)
口座番号 00270-3-133157
口座名ノー!ハプサ
e-mail:nohapsa@yahoo.co.jp
blog:http://no-hapsa.at.webry.info/