「建国記念の日」=紀元節に反対する各集会のご案内

●第32回紀元節復活反対 2・11道民集会(北海道)

2月11日は「建国記念の日」とされています。
かつて日本は、自らの国を「万世一系の天皇が統治してきた神の国」であり、国民は「臣民として、古来より天皇に仕えていた」ものであり、「この国柄(国体)は、日本だけにとどめておくのではなく、全世界にあまねく及ぼされなければならない」とする「皇国史観」によって、国民を大規模な侵略戦争へと駆り立てました。「紀元節」も、明治政府が神話をもとに「架空の神武天皇即位日」を天皇への忠誠を誓わせる祭典として定められたものです。
日本は敗戦後、過去の侵略戦争の反省のもと、「天皇人間宣言」、「教育勅語」の廃止、日本国憲法20条など政教分離政策を進めてきました。しかし、1966年に当時の政府・自民党は、かつて「紀元節」であった2月11日を、各界の反対を押し切って「建国記念の日」に制定しました。その後も、靖国神社法案の目論み、元号法、国旗国歌法の制定、「新しい歴史教科書をつくる会」による侵略戦争の否定など、常に皇国史観の影が見えかくれしています。
私たちは、かつての謝った歴史を繰り返さないため、戦争賛美の日であったこの日を、平和発信の日へと大きく作り変えるために、本集会を開催します。この集会には、例年、多くの宗教団体・民主団体・市民団体の皆さんも参加されています。市民の皆さんもお気軽にご参加下さい。(チラシより)
■日時:2月11日(水)9時30分 開会
            9時30分~9時50分「いのちを国家に渡すな」特別上映
            10時 開会
■会場:共済ホール(地下鉄南北線・東豊線さっぽろ駅21番出口より徒歩3分/JR札幌駅より徒歩10分)
■講演:「靖国と日本の東アジア支配」
    徐勝(ソ・スン/立命館大学コリア研究センター長、法学部教授)
■主催:靖国神社国営化阻止道民連絡会議
■参加費:無料
■連絡先:靖国神社国営化阻止道民連絡会議
■事務局団体:北教組、高教組、靖国阻止キリスト者グループ、道平和運動フォーラム
■連絡先:Tel 011-561-3496

●問われる日本人の歴史認識 「建国記念の日」を考える(東京)

2月11日の「建国記念の日」は、神話をもとに明治政府が制定し侵略戦争を美化し天皇を賛美する象徴的な日だった戦前の「紀元節」を1967年にときの政府・自民党政権が各界の反対を押し切って制定した日です。
自民党内閣のもとでは、東アジアとの関係、とくに歴史認識について繰り返し問題が引き起こされています。教科書問題はもとより、最近の田母神論文を象徴に、歪曲された歴史観が要人や公職者の間を跋扈しています。
日本人の歴史認識や人権意識についての問題を象徴する日、2月11日に、東アジアの平和、憲法や天皇について考える集会を開きます。ぜひともご参加下さい。(チラシより)
■日時:2月11日(水)13時30分~16時(開場13時~)
■会場:全水道会館(JR水道橋駅東口より2分・地下鉄都営三田線水道橋駅A1出口より1分)
■講演:「誤った歴史観は核兵器同様危険だ――靖国・田母神論文を貫く聖戦思想の虚構」
    内田雅敏(弁護士)
   「ともに歩むために――在日・アジアから見た日本」
    朴慶南(作家)
■参加費:500円
■主催:フォーラム平和・人権・環境
■問い合わせ:Tel 03-5289-8222

●第43回 建国記念の日粉砕・靖国国営化阻止2・11東京集会

寒さが厳しい中、派遣社員、そして正規社員と、大量解雇の報道が、津波のように押し寄せています。
教育の世界では、学力テストの結果の公表が進んでいます。教育に競争原理を持ち込み、有益な人間と、「公」のために働く人間に振り分ける動きです。
小学生から、能力別の学習を始め、エリートのための英語教育を進める。その一方で、自分で考える力を育てる総合的学習の時間を減らす。意味を考えることなく論語を暗唱させる。教員に対しても、校長、副校長の下に、「主幹」「主任」を置き、上意下達を徹底させる。
そのような新教育基本法の思想と対峙しているのが、「日の丸・君が代」の強制に反対する教師たちです。
「国家」のための教育ではなく、一人ひとりが大切にされる教育を求める教師たちは、処分という暴力に晒されながら、粘り強く、国家による思想統制が進む現場に立ち続けています。
今回は、入学式で「君が代」のピアノ伴奏を拒否して処分を受け、「もの言える自由裁判」を通して教育現場で音楽教師として粘り強く歩んでおられる池田幹子さんを迎え、教育現場から見えてくる、国家による思想統制について、共に考えてみたいと思います。
■日時:2009年2月11日(水)14:00~16:00(終了後デモ)
■会場:日本教育会館8F会議室
■講演:「教育現場の思想統制~物言える唇と心を託せる手を~」
    池田幹子さん(都立高校・教諭)
■会場費:700円(高校生以下無料)
■主催:2・11 東京集会実行委員会 
■後援:日本キリスト教協議会(NCC)、靖国神社問題委員