連続講座の報告(第2回):「2歳の子どもが“英霊”ですか?」

 5月17日(日)、日本キリスト教会6階フォークトルームにて、ヤスクニ・キャンドル行動連続講座第2回「2歳の子どもが“英霊”ですか?」を開催しました。

 講師は沖縄国際大学教授の石原昌家さん。

 石原さんは、マスコミや運動側でも広く使われる「集団自決」という言葉が、沖縄戦の歴史の捏造につながっていると指摘し、その言葉の真の意味とそれによる歴史認識の歪曲について、詳しく説明されました。

 そして沖縄戦の歴史捏造のきっかけとなった「援護法」の問題を解説、また「援護法」の適用過程でもたらされた「靖国化された沖縄」という戦後沖縄の実状を紹介し、それに対抗する靖国合祀取り消し訴訟の意義と画期性を強調されました。

 約2時間の報告の後は質疑応答に移り、会場からはさまざまな視点からの意見・質問が多く出され、活発な討論がなされました。