【ご案内】中国人強制連行受難者のための慰霊と公道を求める八月行動
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遺骨発掘60周年 中国人強制連行殉難者のための
慰霊と公道を求める八月行動
東京/2009年8月8日(土)~10日(月)
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●呼びかけ
「中国人強制連行」問題をめぐっては、今まさに大きな転換期を迎えています。特に2007年の「4・27最高裁判決」以降の閉塞状況をうち破る為に、全国各地の仲間による精力的な、様々な努力が積み重ねられているところですが、中国国内においても花岡受難者聯誼会の成立から、各地聯誼会の結成、そしてそれらを 網羅した「聯誼連合会」の結成があり、こうした被害者自身による組織と運動によって、中国国内でも支援の輪が広がっています。
今年8月は、秋田県花岡現地で花岡事件犠牲者の遺骨が発見されて、ちょうど60年目にあたります。私たちはこの中国人強制連行の歴史を風化させない為に、また、全国各地で 殉難した中国人殉難者の慰霊のために、8月8日、都内の寺院で挙行される中国人強制連行殉難者合同慰霊祭(日中友好宗教者懇話会と中国人強制連行殉難者合 同慰霊実行委員会(準)の共催)に参加すると共に、被害者遺族の思いに応え、彼らと連帯して死者を弔い、公道を取り戻すための一連の行動に参加することを みなさまに呼びかけます!!
皆さまの力強いご支持とご支援を心からお願いいたします。
2009年8月8日(土)午前10:00~
名称:遺骨発掘60周年 中国人強制連行殉難者全国合同慰霊祭
趣旨:1)1953年に発足した中国人俘虜殉難者慰霊実行委員会の設立精神を受け継ぎ、日本で犠牲となった全ての中国人強制連行殉難者を慰霊する。
2)「前事不忘・後事之師」(前の事を忘れず、後の戒めとする)。中国人強制連行の悲劇の歴史を忘れず、次の世代に伝える。
3)遺骨の発掘収集・慰霊・送還を日中朝の民間で共同して推し進めた先人の国際人道主義に学び、この事業を推進した日本の良心を忘れない。
4)この日中友好の原点を再確認し、日中友好を促進する。
参加者:中国国内からの参加者、台湾(高金素梅さんと飛魚雲豹音楽工団の皆さん)・香港地域参加者、日中宗教関係者、その他、各界代表及び支援者
場所:東京・浅草寺(信徒会館)
主催:日中友好宗教者懇話会及び中国人強制連行殉難者合同慰霊実行委員会(準)
後援:中国大使館、友好団体、華僑華人団体、市民団体 ほか
* 参加希望の方は現地で9時半に集合してください。但し、収容人数の関係で中に入れない場合もあります。
◎以下は中国人強制連行受難者「聯誼会連合」を支える会(準)の主催
内容:1)【8日(土)午後】慰霊祭参加後、追悼行進 (12時半、浅草寺脇の花川戸公園集合)
2) 台湾原住民族が登場する「平和の灯を!ヤスクニの闇に キャンドル行動」に個別参加(上野水上音楽堂)
3)【9日(日)午前】都内公園で受難当事者自身による追悼集会(死者を弔うための6830足の靴を並べるパフォーマンスなど)
4)【9日夕方】街頭情宣活動
※【9日 夜 】両岸受難者同士の交流会
* 9日は直接「芝公園23号地(東京タワー真下の公園)」までお越しください。午前9:00開始
◎以下は中国人強制連行受難者聯誼聯合会及び各地聯誼会、被害当事者による要請行動
1)【10日午前】対企業申し入れ行動
2)【午後】1:00 決起集会後、国会に向け請願デモ(対政府及び国会への申し入れ行動)
*「社会文化会館」で決起集会を行った後、国会向けて請願デモを行います。午後1:00開始。
連絡先:(社文)03-3592-7531 又は 下記事務局まで
<8月9日(日)死者を弔うための6830足の靴を並べることの意味>
* 中国では身内が亡くなると、遺族が靴(布靴)を縫い、それを死者に履かせて弔う習慣がある。しかし、異郷で無念の内に亡くなった強制連行犠牲者は、その靴を履くことさえかなわなかった。
数字としての「6830」ではなく、一人一人の死が積み重なった「6830」の重みを、私たちも少しでも実感できればと願っています。
* 中国人強制連行の死者数「6830」は「外務省報告書」による数字であり、その実数はさらに多い。
「中国人強制連行受難者聯誼会連合」を支える会(準)
呼びかけ人:田中宏、谷地田恒夫(大舘)、高實康稔(長崎)、角三外弘(七尾)、
林伯耀、陳明忠(台湾)、老田裕美、村江涌美子、墨面
すべての問い合わせ先:墨面(モーメン)
電話:090-3826-1347 E-Mail: mormen.jo@gmail.com
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