ヤスクニ・キャンドル行動 連続講座第3回 ヤスクニ合祀取り消し裁判の現状と課題

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2012年ヤスクニ・キャンドル行動 連続講座第3回
ヤスクニ合祀取り消し裁判の現状と課題

講師:内田雅敏(ノー!ハプサ訴訟弁護団)
日時:6月22日(金)午後6時30分~
場所:東京・豊島区民センター(JR・地下鉄「池袋駅」から徒歩5分)
http://www.doko.jp/search/shop/sc210546/
参加費:500円

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 昨年11月30日、最高裁第二小法廷は、靖国神社と国を被告とした大阪の「合祀イヤです訴訟」と国を被告とした「在韓軍人軍属裁判」の上告を棄却した。最高裁は、靖国神社合祀問題という前例のない重要な訴訟において、その棄却の理由を全く示すこともできないまま司法の責任を放棄したのである。さらに、今回の最高裁の棄却は、国の合祀通知について「合祀という宗教行為そのものを援助、助長」するものだと認めた大阪高裁判決を確定したものとなった。
 今回の最高裁の棄却については、「靖国神社の戦没者合祀は人権と平和を踏みにじる壮大な『国策』であった。裁判所は『国策』となると論理もなにもなくひれ伏してしまう体質を持っているとしか考えようがない」(大阪・合祀イヤです訴訟団抗議声明より)、また、「侵略した加害者の『英霊』として祀られることがどれほど屈辱的なことか、どれほど心身を苛むことなのか、韓国社会では到底受け入れられないことなのかは、あますことなく立証された。この事実からも最高裁は逃げたのである」(在韓軍人軍属裁判抗議声明)としかいいようのないものである。
 これに先立つ7月21日、東京地裁は、韓国人を原告とし、靖国神社・国を被告としたノー!ハプサ(合祀)訴訟の請求を棄却した(東京高裁へ控訴中)。日本の裁判官は、ヤスクニ問題をどう認識しているのであろうか。合祀取消しを成し遂げるためには裁判闘争が欠かせない現状で、3回目の勉強会では、東京地裁判決を中心に日本の裁判官らのヤスクニ
に対する基本認識を分析していく。ふるって参加を!

主催 「平和の灯を!ヤスクニの闇へ」キャンドル行動実行委員会
TEL 03-3355-2841
FAX 03-3351-9256
HP www.peace-candle.org
郵便振替口座 00140-3-446364 ヤスクニキャンドル行動内田雅敏