2013・8・10反ヤスクニキャンドル行動 事前学習会連続講座(全3回) 「靖国の闇に隠される真実をあばく」

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2013・8・10反ヤスクニキャンドル行動
事前学習会 連続講座(全3回)
靖国の闇に隠される真実をあばく

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真実をあばくNo.1
4/27(土)13:30~
餓死・玉砕を強いられた日本軍兵士
講師 吉田 裕(一橋大学教授)

真実をあばくNo.2
共催 ノー!ハプサ
5/29(水)18:30~
ヤスクニと韓国人合祀
同日15時~16時、東京高等裁判所101号大法廷
ノー!ハプサ訴訟控訴審第1回口頭弁論
講師 南相九(東北アジア歴史財団研究員)

真実をあばくNo.3
6/25(火)18:30~
アジアは『国防軍』化を許すのか
講師 前田哲男 (ジャーナリスト)

参加費各回500円

会場場所全3回共通
大阪経済法科大学 麻布台セミナーハウス5F
(東京メトロ日比谷線「神谷町」駅1番出口地上に出て左、道なり直進徒歩約5分)
〒106-0041 東京都港区麻布台1-11-5 東京麻布台セミナーハウス
TEL:03-5545-7789

戦死者を「英霊」化する裏には、天皇の名のもとに遂行した戦争、とりわけアジア太平洋戦争において多くの兵士を餓死させた事実、捕虜となることを禁じて玉砕に追い込んだ事実、死んだ兵士の遺骸を放置し回収、帰還させなかった事実等が隠されている。それは、日本が行った戦争の性格、無謀・無責任な天皇・軍指導部の戦争指導・作戦指揮などに起因する。靖国神社は、一方で英霊顕彰によって国民(農民、労働者、学生等)を戦争に動員する装置として機能するとともに、他方では醜悪な戦争の実体とそれを指導した軍部等の犯罪を隠蔽・免責する役割を果たしている。時事通信の世論調査(1月21日)では、安倍首相の靖国参拝について、「参拝すべき」が56.7%、「参拝すべきでない」は26.6%にとどまった(参考:2006年の日経調査では、参拝賛成43%、反対39%)。
そして、領土問題を契機として日本国内でナショナリズムが高まり、その反映として首相らの靖国参拝を認める風潮、意識は強まってきている。
現時点では、安倍首相は靖国参拝については、明言を避けている。しかし、集団的自衛権問題では、その行使を違憲とする従来の政府見解を変更し、これを合憲としていこうとしている(解釈改憲)。また、防衛大綱の改定、軍事費の11年ぶりの増額-自衛隊増強などを進めようとしている。そのために武器使用基準も緩和)も目論んでいる。
自衛隊を海外派兵するだけでなく、米軍との共同作戦に従事させることまで可能とするよう憲法解釈を変え、防衛大綱を変えようとしてきている(自衛隊の国防軍化)。これを実体化して過程では必ず「戦死者」が生み出されるが、それを「英霊」化するシステム、靖国の再構築が権力者にとって現実的な課題となりつつある。その「真実をあばく」連続を講座を開催します。本年8月10日に開催する反ヤスクニキャンドル行動に向けての連続講座に、ぜひご参集を!!!

主 催|平和の灯を! ヤスクニの闇へ キャンドル行動実行委員会