2023年8・12平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動(第18回)

ヤスクニキャンドル行動の賛同者・支援者 各位  
                  「平和の灯を!ヤスクニの闇へ」キャンドル行動実行委員会
                       事務局長 内田雅敏(弁護士)

2023平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動(第18回)の
賛同・協力について(お願い)

いつも「平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動」(以下、ヤスクニキャンドル行動)をご支援いただき有り難うございます。
2022年のヤスクニキャンドル行動は、コロナ禍が続く中、会場参加(韓国YMCA)と、韓国、台湾、沖縄と日本をZoomでつないでのオンライン参加とのハイブリッド方式で開催しました。
2022キャンドル行動にも、前年を上回る多くの方がたからご賛同をいただきました。また、会場参加、Zoom参加をあわせて150名を超える方がたにご参加いただきました。大変に遅くなってしまいましたが、無事に2022ヤスクニキャンドル行動を開催したことをご報告するとともに、いただいたご支援・ご協力に厚くお礼を申し上げます。

以上、2022ヤスクニキャンドル行動へのご支援にお礼を申し上げた上で、続けて2023ヤスクニキャンドル行動のご案内、賛同・協力のお願いを申し上げます。
昨年2月24日のウクライナ戦争“開戦”から1年が経ちました。前線の兵士の死傷者数は増え続け、その数は両軍とも「10万人以上」(ミリー米統合参謀本部議長)。民間人の死傷者も1万人を下回ることはなく、国外避難民は800万人を超えています。これ以上の犠牲はたくさんです。この戦争は直ぐに止めなければなりません。
その中で岸田政権は停戦を働きかけるどころかNATOとの「関係強化」に乗り出しています。「ウクライナの次は台湾」、「台湾有事は日本有事」と危機感をあおり、昨年末には「国家安全保障戦略」などの改訂を強行しました。中国=「最大の戦略的挑戦」、朝鮮=「差し迫った脅威」、ロシア=「安全保障上の強い懸念」と近隣諸国を「敵国」視、これに備えると称して「敵基地反撃(攻撃)能力保有」、軍事費GNP2%-43兆円軍拡等を打ち出しました。琉球弧の島々にはミサイル、自衛隊が配備され「最前線基地化」されています。「平和国家」も憲法9条も無きものにされたかのようです。
「国家安全保障戦略」は、冒頭に「国家としての力の発揮は国民の決意から始まる」と書いています。「国民が我が国の安全保障政策に自発的かつ主体的に参画できる環境を政府が整えることが不可欠」と続けています。戦争国家をつくりあげていくには「国民の決意」の結集が不可欠だと言っているのです。そのためにはAI等を使った国民意識操作まで目論んでいます。
過去の歴史に目を閉ざさせ、眼前の敵をつくり上げて脅威を煽り、軍備増強への支持を取りつけつつ、国民に「決意」=「戦意」を固めさせていく、その先に何があるか?東アジアを再び戦場にさせてはなりません。
 今こそ歴史に学び、想像力を働かせるときではないでしょうか。今年のヤスクニキャンドル行動は、「専制主義vs民主主義」、「台湾海峡危機」等を煽り、戦争国家づくりを進める動きにどう歯止めをかけ、東アジアの平和をどう市民主導で構築していくかを議論し、考えていく場として開催します。
つきましては、2023年ヤスクニキャンドル行動の下記の一連の企画を成功させていくために、皆さまのご賛同、ご協力をお願い申し上げます。
 
(共同代表)今村嗣夫、内田雅敏、大口昭彦、金城実、菅原龍憲、辻子実、徐 勝、野平晋作、服部良一、高金素梅、飛魚雲豹音楽工団、李熙子
                   
                     記

1 2023平和の灯を!ヤスクニの闇へ キャンドル行動
「東アジアを戦場にさせない!市民の戦争への駆り立てに抗する」(仮)
(1)前段企画-連続学習会  
・開催形態:会場参加(30名まで)+オンライン参加(Zoom使用)のハイブリッド開催
・開催時間:18時30分~20時30分 (開場は18時)
     第1回(3月24日) テーマ:「私たちの頭の中も『戦場』に―『国家安全保障戦略』と 『認知領域』の戦争」
                講師:早川 タダノリさん(編集者)
                会場:文京シビック区民会議室B(4階)
     第2回(4月21日) テーマ:「もう一度「捨て石」にされる琉球・沖縄」
                講師:石原 昌家さん(沖縄国際大学名誉教授)
                会場:文京シビック区民会議室A(5階)
     第3回(5月19日) テーマ:「中国、朝鮮にどう向き合うのか-『国家安全保障戦略』を超えて」
                講師:岡田 充さん(共同通信客員論説委員)
                会場:文京シビック区民会議室(未確定)
     第4回(6月23日) 反ヤスクニ映画祭
               上映作品:『環-靖国という足枷』(朝鮮人特攻兵を描いたアニメ)+ズバリ!「靖国神社」幻の喜劇作品
               オンライン開催のみ(申し込まれた方に、YouTubeのURLをお送り
します)
     ※申込先:E-mail: peacecandle2006@yahoo.co.jp
※参加費:1,000円 振込先は―
郵便振替口座:00140-3-446364
口座名義:ヤスクニキャンドル行動 内田雅敏
(2)8月本番企画
1)開催日時:8月12日(土) 午後1時半~6時半  (開場:午後1時)
2)会場:全水道会館大会議室  (JR水道橋駅東口より徒歩3分)
    ※会場参加(定員150名)+オンライン参加(Zoom使用)のハイブリッド開催。
※申込先、参加費(1,000円)振込先は、上記(1)と同じ

3)シンポジウム「東アジアを戦場にさせない!市民の戦争への駆り立てに抗する」(仮)
   (パネリスト)
① 高橋 哲哉さん(東京大学名誉教授)
② 与那覇 恵子さん(沖縄・名桜大学名誉教授) 
③ (韓国からのゲストは現在依頼中)
      ④ 王 智明さん(台湾・中央研究院歐美所副研究員)
   4)遺族等の訴え(午後4時30分~5時15分)
韓国、日本、沖縄の遺族等
   5)諸団体からのアピール
     日本軍「慰安婦」問題解決全国行動、強制動員問題解決と過去清算のための共同行動、関東
大震災朝鮮人・中国人虐殺 100 年犠牲者追悼大会実行委員会
   6)コンサート
会場でのコンサートは実施せず、ソン・ビョンフィさんのコンサート映像を上映
   7)まとめ-閉会あいさつ (ヤスクニ反対共同行動韓国委員会)
  
2 お願いしたいこと
 (1)2023ヤスクニキャンドル行動企画に賛同いただくこと。
  賛同金:1口1千円 (何口でも結構です。団体については、可能であれば5口以上の賛同をお願いいたします。同封しました郵便振替用紙をご利用ください)
      口座番号:00140-3-446364
      口座名義:ヤスクニキャンドル行動 内田雅敏
 (2)前段企画-連続学習会・反ヤスクニ映画祭、本番企画にご参加いただくこと。
 (3)8.12企画を準備、成功させるために事務局員、ボランティア・スタッフとしてご協力していただくこと(宣伝、受付、ゲスト・アテンド、会場設営、会計、通訳、記録、等)。
 
3 連絡先
(1)住所:〒153-0051 東京都目黒区上目黒3-41-7
(2)FAX:03-3711-7959
(3)E-mail: peacecandle2006@yahoo.co.jp
(4)ホームページ:www.peace-candle.org