半島浪人レポ:靖国反対行動inアメリカ3日目
半島浪人レポ
http://blog.livedoor.jp/yorogadi/archives/51013715.html
靖国反対共同行動のLAでの最も大きな行事が2日夜に開かれた「靖国無断合祀撤廃後援の夜」だ。靖国風刺漫画展が開かれている「韓国教育院」に、LAコリアタウンだけでなく近隣都市からも在米韓国人約40人が集まった。映画「あんにょん・サヨナラ」を編集したビデオの上映で靖国問題を簡単に学習し、LAコリアンで慰安婦問題に続いて靖国問題を今後とも追求していくことを誓い合った。
10月31日から続いているLAでの靖国反対共同行動は、韓国人社会で進行していることもあり、韓国メディアの注目度も高い。2日は現地韓国系テレビ局の「tvK24」と現地「韓国日報」のインタビューを受けた。毎日のように韓国と米国韓国社会のメディアに靖国反対行動が取り上げられている。
「後援の夜」は、午後6時ごろから韓国教育院にLAコリアンが集まり始め、用意された軽食を食べながら靖国風刺漫画を見たり歓談したりした。「あんにょん・サヨナラ」を編集した約30分間の番組は、靖国神社訴訟原告団の李煕子(イ・ヒジャ)原告団長が1997年に父親が靖国神社に合祀されていることを知り、靖国神社に合祀取り下げを求める行動を追った作品。参加者らは真剣に作品に見入っていた。
映画上映の後、李煕子団長は「この活動を始めてもう20年になるが、靖国問題は私たち被害者だけの問題ではない。みなさんの支援をいただきたい」とあいさつ。参加者はらは「靖国問題が解決されないと韓半島(朝鮮半島)の平和は訪れない」などと、今後も継続して靖国問題に取り組むことを確認した。LA在住で太平洋戦争被害者の救済に取り組むBarry A. Fisher弁護士も靖国問題と日本の右傾化を問題視して講演した。
風刺漫画展が開かれているロビーは参加者で賑わい、祥明大学マンガ・アニメーション学部の高慶日(コギョンイル)教授は参加者らの似顔絵を描きながら交流を深めた。LAコリアン社会は今年7月、米国下院本会議が「従軍慰安婦問題の対日謝罪要求決議案」を可決した動きに尽力したマイク・ホンダ議員に大きな協力をした。この力が今後靖国問題解決に向けて本格的に動き出せば、大きな流れになるだろう。
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